遺言・相続や成年後見などの終活に関する相談は、お気軽に。伊勢市の「行政書士やまぐち事務所」です。津市・松阪市・伊勢市・鳥羽市・志摩市・度会町、明和町、南伊勢町、玉城町対応致します。
任意後見とは、将来認知症などにより判断能力が低下したときに備えて、元気なうちにご自身の信頼出来る方や専門職（法律家や社会福祉士さんなど）の方に、将来の万一に備えて、認知症などになったときに後見人になってもらうことを決めておく制度です。
※判断能力がすでになくなってしまうとご自身では、決めることが出来なくなるので任意後見契約をすることは、出来なくなります。
将来の安心の為に任意後見契約をされる際、見守り契約、財産管理委任契約もご検討される方もいらっしゃいます。見守り契約とは、定期的に電話、訪問をさせていただき特に変わりはないかなど、見守る契約をすることです。財産管理委任契約は、判断能力はしっかりしているけれど、自分で財産等を管理するのが心配になられたりしたときに、財産の管理をし、必要な支払（例えば、病院や施設への支払等）や市役所などへの手続きをかわってする契約です。流れとしては、見守り契約で急な体調異変などに備えて見守り、同時に詐欺や悪質な業者から大切な財産を守る財産管理委任契約、そして将来、認知症など判断能力が低下したときのために任意後見人契約を結ぶイメージです。又、ご自身のご希望や必要に応じて、遺言書のご準備、死後の葬儀や供養の方法、お墓のことなどの手続をあらかじめ決めておき、その通りにしてもらうことを委任しておく死後事務委任契約などもあります。
子どもさんがいない高齢のご夫婦、夫（又は妻）に先立たれてお一人暮らしの方、子どもはいるが遠方におり、なるべく迷惑をかげたくない方など、現在の心配や不安を解消し、将来の生活や財産をお守りするため、こういった制度があることを知っていただければと思います。もし、具体的に検討してみたいと思われた方は、どうぞお気軽にお問い合わせ、ご相談ください。行政書士は、これからの一層の高齢化社会に向けて高齢者支援を行い、高齢者の方が毎日安心して生活できる様に寄り添い、貢献していければと考えております。